令和4年4月1日より、丹波山村狩猟学校にて、【 罠グループ 】を開始致しました。
「罠グループ」とは、「丹波山村の”罠猟隊”」です。
2022年期
①「狩猟コミュニティ」
②「みまわり情報WEB観覧」
③「罠設置の参加資格」
④「精肉分配」
⑤「講座10%割引」
タバジビエ 中澤です。
丹波山村の猟師は犬を大切にする文化で銃猟での捕獲がメインとなります。
そういった理由で丹波山村で現在、罠猟を行う猟師はほとんどいらっしゃいません。
しかしながらジビエの流通において、罠での捕獲が必須になってきます。
年間処理頭数は平均約80頭。もう少し頭数を上げたいと考え、
・罠猟の増員
・罠場の増設
に力をいれて本年、作業していきたいと思っています。
罠猟は、罠にかかった動物が苦しむ時間が長いという点と、
人との対峙時間が長くなることによりストレス値があがる事などから私は好きではありません。
しかし生息域を拡大している鹿を日々、銃猟で捕獲することは現実的ではなく、
尚且つ、消費流通できる個体を確保するにはどうしても罠猟を行う事が必要になってきます。
「罠は里山保全、ジビエ流通のためには必要な効率的な猟法。しかし当村では罠猟を行う人員が不足」
という問題を補うために、罠グループを立ち上げました。
別途「罠講座」にてご来村頂いた方に罠の設置を共にしていただき、日々の見回りをHP会員サイトで配信いたします。
グループでの捕獲を進め、「見回り~設置~捕獲~止め刺し~解体~頂く」という一連の流れを把握していただき、
関わっていただいた方に様々な地域ですぐに実践出来る形が作れればと思います。
是非、遠方にお住まいの方も里山保全の一環として参加していただけると幸いです。
罠猟を知りたい!丹波山って?っていう方はぜひ。